谷根千近辺の放射線測定値

【防災・防犯】 地域の子育て情報 放射線・原発について

台東区、そして文京区ともに、保育園、幼稚園、学校施設の放射線量を測定し、公表しています。
谷根千近辺の幼稚園、保育園について、各区のHPより抜粋しました。

■台東区(7/13公表)

http://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/bosai/kinkyujoho/hoshasen/junkai07.html

園庭・校庭(50cm)/植え込み(5cm)/校庭排水口(5cm)/砂場(5cm)/プール排水口(5cm)
●谷中保育園(6/24) 0.06/ 0.09/ 0.08/ 0.14/ –
●東上野保育園(6/24) 0.10/ 0.10/ 0.10/ 0.11/ –
●東上野乳児保育園(6/24)  0.07/ 0.09/ 0.10/ 無/ - ※ 園庭がないため入口付近で測定
●立華学苑(6/27) 0.10/ 0.12/ 0.18/ 無/ –
●上野保育園(6/27) 0.08/ 0.08/ 無/ 無/ – ※園庭がないため入口・屋上で測定
●台桜幼稚園(6/23) 0.09/ 0.11/0.11 /0.13 / –
●寛永寺幼稚園(6/30) 0.09/ 0.08/ 0.10/ 0.08/ –
●台東初音幼稚園(6/30) 0.09/ 0.10/ 0.14/ 0.09/ –
●谷中幼稚園(6/30) 0.10/ 0.10/ 0.14/ 0.08/ –
単位 マイクロシーベルト/h
今回の巡回測定結果に関する健康影響について、東京工業大学原子炉工学研究所准教授松本義久氏よりコメントをいただきましたので掲載します。
1)園庭・校庭
最も高い地点でも0.13マイクロシーベルト/hであり、この場所に24時間、365日いたとしても被ばく線量は1.14ミリシーベルトです。原発事故前でも東京都では平均0.035マイクロシーベルト/hの空間放射線量が測定されていますので(東京都健康安全研究センター)、これを差し引くと0.83ミリシーベルトとなります。この値は平常時における公衆被ばくの年間線量限度(1ミリシーベルト/年)を下回ります。もともと日本では自然放射線の被ばく線量が世界平均に比べて約1ミリシーベルト低いので、足しても世界平均と同程度かそれ以下になります。さらに、実際にはこの場所にずっといるとは考えられませんので、被ばく線量はこれより小さくなります。このようなことから、がんのリスクなどを含めて考えても、健康への影響を心配する値ではないと考えられます。
2)植え込み
最も高い地点で0.28マイクロシーベルト/hが計測されており、この場にかりに24時間、365日いたとすると被ばく線量は2.45ミリシーベルトになります。実際には植え込みに密着してずっといることはありませんので、現状においても実質的な健康影響はないと考えられます。なお、無理のない方法で放射線量を下げる方法としては剪定などが挙げられます。
3)校庭排水溝(口)周辺
最も高い地点で0.58マイクロシーベルト/hが計測されており、この場にかりに24時間、365日いたとすると被ばく線量は5.08ミリシーベルトになります。しかし、実際には排水溝の近くにずっといることはありませんので、現状においても実質的な健康影響はないと考えられます。
しかし、今回計測された値の中では最も高く、また、他の施設でも校庭排水溝では他の場所に比べて空間放射線量が高い傾向が認められます。排水溝に流れ込んだ落ち葉や土などが原因と考えられますので、排水溝の清掃などにより放射線量を低減できる可能性があります。実際、根岸小学校、松葉小学校では排水溝清掃の結果、空間放射線量の低下が認められていますので、少なくとも一定の効果はあると考えられます。
4)砂場
最も高い地点で0.35マイクロシーベルト/hで、この場に仮に24時間、365日いたとすると被ばく線量は3.07ミリシーベルトとなります。しかし、実際には砂場にずっといるわけではなく、もしかりに1日8時間、週5日、1年間遊んだとしても被ばく線量は0.73ミリシーベルトです。したがって、砂場で思う存分遊んだとしても、がんのリスクなどを含め、健康への影響は実質的にないと考えられます。
また、手についた砂を口から飲み込んだり、土ほこりを吸い込んだりすることによる内部被ばくの心配をされる方もいらっしゃると思います。しかし、数十キログラムの土を飲み込んだり、吸い込んだりした場合に内部被ばく線量が1ミリシーベルトになる程度です。誤って多少飲み込んだり、吸い込んだりしても心配する必要はないと考えられます。さらに、遊んだ後、手洗い、うがいなどをすれば、さらに安心だと言えます。
お問い合わせ
環境課公害指導相談担当
電話:03-5246-1282
■文京区(7/8公表)

http://www.city.bunkyo.lg.jp/_13227.html

測定日 平成23年7月1日(金)くもり 午前9時から午後3時まで
1m /50cm /5cm
●藍染保育園 0.08 /0.08 /0.08
●駒込保育園 0.10 /0.11 /0.12
●しおみ保育園 0.08 /0.09 /0.10
●根津幼稚園 0.12 /0.12 /0.16
●千駄木幼稚園 0.07 /0.09 /0.09
●湯島幼稚園 0.12 /0.13 /0.15
専門家チーム所見
7月1日(金)実施の測定には、校正済の3台のエネルギー補償型NaI(TI)シンチレーション式サーベイメータを使用しました。
区内57施設における今回の空間線量率の測定では、屋外の測定で0.05~0.15μSv/h、平均値として0.10μSv/h(地表からの高さ1m)の結果が得られました。対象となった施設の中では、格段に線量が高い、低いと結論できる施設はないとの印象を私どもは持っています。
測定面の様子(土、砂、砂入り人工芝、ウレタン系、ゴムチップ系)や近傍の建物の状況などにより、結果的には、若干の値のばらつきが見られています。今回園庭、校庭で測定された放射線量は、福島第一原子力発電所から飛来し、地面に沈着した主にセシウム134/137と、それぞれの場所における元々の自然放射線物質/放射線(バックグランド)の合算と考えられます。放射線計測上の誤差、それぞれの場所のバックグランドレベルそのものの違い、さらにはバックグランドに起因した空間線量率の時間変動を考慮すると、このばらつきには明確な差があるとは言い難いと考えます。
飯本武志 (東京大学環境安全本部主幹准教授)
古田悦子 (お茶の水女子大学ラジオアイソトープ実験センター副センター長)
草間経二 (社団法人日本アイソトープ協会放射線安全課課長)
お問合せ先
環境政策課指導担当
電話番号:03-5803-1260
ファックス:03-5803-1362

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